シマファームのヤマです。
「副業許可が下りた!」と歓喜の報告をしたばかりですが、屋久島の神様(とカラス)は、そう簡単に甘い汁を吸わせてはくれませんでした。
副業公認、第一弾の特攻隊として期待していた「シークワーサー」。
本日、いよいよ販売に向けて本格的な収穫に挑んだのですが……。
■ 現場は「惨殺死体」の山でした
ワクワクしながら木に近づくと、地面に転がる無数のオレンジ色の影。
嫌な予感がして手に取ってみると……。

無残にも中身だけが綺麗にくり抜かれ、地面に散らばっていました。
木に残っている実も、よく見ると鋭いクチバシで突かれた跡ばかり。

「完熟シークァーサー、美味しそうに色づいてきたな」と私が思っていた以上に、カラスたちはその「食べごろ」を正確に把握していました。
■ 15kgの収穫、そして全捨てという決断
一縷の望みをかけて、傷のないものを探しながら15kgほど収穫しました。
しかし、家に戻って一つひとつ丁寧に選別した結果、商品として出せるものは……ゼロ。

見た目は綺麗でも、小さな傷から傷みが始まっているものばかり。
お客様に届けるわけにはいきません。結局、そのすべてを廃棄することにしました。
■ 自然と共生する難しさ
ハウス栽培のパッションフルーツと違い、外で育てるシークワーサーはまさに野生との戦いです。
「肥料もやっていないのに、こんなに立派に実をつけて!」と喜んでいた自分の甘さを痛感しました。
カラスにしてみれば、私が育てたのではなく、彼らが「見つけた」ご馳走だったのでしょう。
■ 次の一歩へ
今回の損害は正直ショックですが、これも屋久島で農業を営むための「授業料」です。
この悔しさは、明日植えるパッションフルーツの苗への情熱に変えたいと思います。
「来年は緑シークァーサー、完熟シークァーサー共に売り出します!」
カラスに完敗したシマファームですが、ここからが本当の粘りどころです。
(開墾の原点、泥臭い奮闘記はKindle本でも詳しく書いています!)

