シマファームのヤマです。
前回、パッションフルーツの苗を2株植えたお話をしましたが、実はその裏で、とんでもない死闘を繰り広げました。
対戦相手は最初に切り倒した木たちの残骸。植え付け場所の地中に張り巡らされた巨大な根っこたちです。
■ 重機不可。頼れるのは己の腕のみ
私のハウスにはすでに立派な骨組みがあります。

そのため、重機や大型の機械を入れることができないのです。
重機の使えないこの場所で、私が手にした武器はたった2つ。
1. 頼れる相棒「山クワ」
2. 名前も分からないけれど、小回りの利く小さな手クワ(?)
これだけを手に、地中の怪物に挑み続けました。
■ 次々と現れる地下の怪物
掘り進めるたびに、クワがガチッと音を立てて止まります。
そこに現れるのは、何年もかけて屋久島の栄養を吸い尽くしてきた巨大な根っこです。

四方八方に根を張り、まるでここは俺たちの縄張りだと言わんばかりの抵抗。
クワを骨組みに当てないよう繊細にかつ大胆に振り上げ、ときには周りの土を少しずつ削り、そして最後は体重をかけて引きずり出す……。その繰り返しです。


■ 1列終了。しかし戦いは続く。
今回、大小合わせて10個以上の根っこを掘り出してやりました。
写真に写っているのはその一部ですが、どれもよく手作業で抜いたなと自分を褒めたくなるサイズです。
ようやく1列分が終わりましたが、地中にはまだまだ怪物が眠っています。
開墾とは、まさにこの地道な作業の積み重ねなのだと痛感しました。
パッションフルーツの苗たちが、この苦労に見合うだけの立派な実をつけてくれる日を信じて、明日もまたクワを振るいます。

